鼎泰豐 玉川高島屋SC店 (ディンタイフォン) 小龍包の名店 >>>二子玉川グルメ情報
2007年9月 3日
世田谷区玉川3-17-1 玉川高島屋S.C新南館 9F03-5797-3273
11:00~22:00
私は、「小龍包」にはうるさい。
どのくらいうるさいかというと、「鼎泰豐」(ディンタイフォン)「の本店、すなわち台湾に
まで食べに行ったほどである。
「鼎泰豐」は、日本でもかなり支店ができているので、中華や「小龍包」が
好きな人は、すでに行ったことがあるだろう。
台湾の「鼎泰豐」(ディンタイフォン)に行ってしまった以上、それと比べざるを得ないが、
日本の各支店は本店と比べる相当に格落ちと言わざるを得ない。。
そもそもスープが少ないし、運んで来た時の温度が全く違う。
本店では、運ばれてすぐ食べると確実に舌が火傷する容赦ない温度で
サーブされるが、日本では安全な温度でサーブされるので、アツアツ好きの
私には相当にものたりない。
「小龍包」というのは、同じタネを使って作っても、作る職人によって
味は変わってくる。
また蒸し時間によっても、微妙に味が変わる。
蒸し時間が長くなると皮が破けやすくなるので、非常にデリケートだ。
同じ店で「小龍包」を食べるにしても、日によって味は違うのである。
結局、鮨屋と同じで同じ鮓屋にいっても「誰が握るのか」によって
味が変わるようなものだ。
世界の10大レストランに選ばれる「鼎泰豐」(ディンタイフォン)本店。
ここでは、まさに絶品の「小龍包」が供されるが、日本の各支店でも、
そのレベルにもっともっと近づけていただきたいものだ。
さて、このように、「小龍包」の限界を十分に理解した上で、
「鼎泰豐 玉川高島屋SC店」の小龍包を改めて味わう。
うん、かなりおいしい。
日本で食べられる小龍包としては・・・。
というわけで、悪くはない。というか、おいしいのである。
ただ、最高ではない。
この日は、坦々麺のセット・メニューを頼んだが、坦々麺はいまいちだ。
「鼎泰豐」は、小龍包はおいしい。
しかし、小龍包以外のメニューはいまいちである。
何度か試しているが、毎回、ガッカリする。
ということで、「鼎泰豐」の一番賢い楽しみ方は、「小龍包」だけ
を注文して、ひたすら食べ続けるということ。
この食べ方が、一番のお勧めである。
当然ながら、ビールと一緒に楽しめば、さらに満足度はアップする。
「鼎泰豐」で小龍包をつまみに、ビールを飲む。
少し贅沢だが、かなり満足した時間を味わえる。
鼎泰豐 再訪 (2008年1月7日)
今回は、「乾伴麺セット」をいただく。
「乾伴麺(ガンバンメン)」とは、茹でたての麺を台湾独自の醤油と具材で
あえた台湾独特の温麺のこと。
これは食べたことがない。
「乾伴麺」が運ばれてきた。
いわゆる「油そば」だ。
「よくかき混ぜて、お召し上がりください」というので、
よくかき混ぜる。
底の方にたまっていた油が、めんに絡む。
さて、一口食べると・・・非常に薄味だ。
だいたいにして、台湾の麺料理というのは、濃いラーメンを
食べなれた日本人からすると、かなり薄口である。
この「乾伴麺」にしても、かなりの薄味で、少々物足りない
感じがした。
まあ、こういうものだ、と言われればしょうがない。
小龍包はいつもどおりのおいしさだ。
家内は、「牛肉煮込み麺」のセットを注文したので、一口もらった。
香草、ハーブの味付けがちょっとクセがある。
スープは濃い茶色で、かなり濃いくちの醤油味に見えたが、
実際食べてみると塩加減はちょうどよかった。
スープのうまみもかなりある。
脂ののった大ぶりの牛肉がいくつも入っていて、食べごたえは
あるだろう。
前述の香草の風味が、好き嫌いを分けるだろうが、薄口の「乾伴麺」
よりは、「牛肉煮込み麺」の方が、私の好みには合っていた。
鼎泰豐 (ディンタイフォン) 玉川高島屋SC店 外観
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