タンドロン Tendron (フレンチ・自由が丘) 地場野菜、自然な食材にこだわるフレンチ
2008年2月13日
目黒区自由が丘1-10-4 マイリッチビル2F03-3723-2348
地場野菜、自然な食材にこだわったフレンチレストラン。
あのアラン・デュカスも視察に訪れたという・・・。
今でこそ、地場野菜、無農薬、有機栽培が当たり前の時代になり、
ヘルシー系のフレンチは、どこにでもあるが、開店から十年以上たつ
このお店は、ヘルシー系のフレンチのはしりといってもいいのだろう。
自由が丘駅をおりてすぐのビルにある。
ビルの中に入ると、駅前の喧騒がうそのように消えてなくなるのが不思議。
この「タンドロン」の中だけが、ゆったりとした時間が流れている。
駅前のビル中だというのに、天井も高くゆったりとした空間。
そして、大きな生け花が飾られていたのが印象的。
ワインもオーガニックで、各種とりそろえられているが、
赤ワインをカラフェでもらった。
アミューズは、コラーゲン・コロッケ。三元豚のレバーペースト。
どれも一ひねりある。
「本日の前菜と各地の地場野菜の取り合わせ」は、
「タンドロン」の名物料理でもある。
鶏肉を中心に、ラディッシュ、ヤングコーンなど旬の野菜が添えられて
いる。盛り付けが美しいし、どの野菜も甘味があって「おいしい」と思わせる。
白菜のスープ。アッサリしたスープを想像するが、表面に油が浮いて
ややコッテリとしたスープであるのが意外。
野菜のうまみ、甘みが強烈に出ていておいしい。
魚料理は、スズキのグリル。アッサリとした味付けになっている。
肉料理は、ラム。香ばしい焼き目がついており、
また焼き目のついた野菜もたくさん添えられている。
メイン・ディッシュも「素材重視」ということはわかるが、
ソースや調理法に少し工夫があってもいいかな・・・という気はした。
デザートは、プラマンジェとマンゴーのソルベ。
プラマンジェがおいしかった。
ヘルシー嗜好を意識しているだけあって、どれもアッサリといただける。
一方で、ボリューム感はしっかりあって、最後まで食べると満腹になる。
これで6,000円のコースであるから、非常に良心的な値段設定である。
「タンドロン」、ヘルシー指向が前面に出でおり、全体に薄味でアッサリ
しすぎいている気もしないでもないが、その辺は好みの問題だろう。
女性には、このくらいの味付けが好まれるかもしれない。
店舗外観 タンドロン Tendron
タグ
Powered by
Movable Type Publishing Platform 4.0