カラカッタ KARAKATTA (中目黒) >>>二子玉川グルメ情報
2008年2月19日
カラカッタ KARAKATTA目黒区上目黒3-1-2 ハウスセンター中目黒ビル1F
あいかわらず、私の店選択眼はさえている。
中目黒に用事があったりので、ランチする店をネットで検索してみた。
山ほどある中目黒の店から、私が選んだのこの「カラカッタ」。
「カルカッタ」と「辛かった」を引っかけたユニークな名前だ。
結果から言うと、この選択は、完璧に正しかった。
中目黒駅を出て「山の手通り」を北西方向に、四、五分歩いたところ、
左手にある。15時だというのに、店内はほぼ満席の状態。
これは良い徴候だ。かなりの人気店であるという証である。
二種類のカレーが選べる「ハーフ&ハーフ」(1025円)にする。
七種類の異なる味から二種類を選べるのだが、
「ほうれん草とチキン」と「仔羊」をセレクト。
二種類を選べるというのは、非常にありがたい。
インドカレーというのは、カレーごとにスパイス使いが全く違うので、
同じ店なのにチキンカレーはバカうまだが、ベジタブルカレーは
凡庸ということが、よくある。
2種類食べれば、その店のだいたいのレベルはわかるだろう。
混んでいたせいもあるが、カレーが出てくるまでに20分ほどかかった。
後からわかるが、それはきちんと調理しているせいだ。
「ハーフ&ハーフ」というから、カレーがかかって出てくるかと
思いきや、結構大きめのグレービーボート(魔法のランプのような器)が
二つ出てきた。これは、かなりのボリュームだ。
完全にセパレートなので、2人で来たら、4種類のカレーが
遠慮なく楽しめる!!
最初からライスにカレーがかかってたら、そうはいかない。
「仔羊のカレー」を見た瞬間、これは「当り」だと確信した。
かなりの油が浮いているが、これは本格的なインドカレーで
あることの証明である。
タマネギのフワフワした食感が、見るだけでイメージできて、
口の中で涎が出る。
ライスにサーッとかけて、一口食べる。
「ウマっ!!」
爆発的な激しいスパイスと辛さ。そして、丹念に炒められたタマネギの
フワリとした食感と甘さ。
甘さと辛さのハーモニー。
スパイスの荒々しさとタマネギの優しさ。
バランスのいい夫婦のような、絶妙の相性。
羊肉のくさみをクローブの風味が打ち消して、
羊肉のうまさをしっかりと引き出している。
上品さはない。野趣あふれるカレーというか、
乱暴でありながら繊細であるというか。
このカレーは、人によってかなり好き嫌いが分かれるだろうが、
スパイス好き、激辛好きにはたまらないカレーだと思う。
このレベルの羊肉カレーは、滅多にお目にかかれない。
後から店員さんに聞いた話では、この店で一番辛いのが、
この「仔羊のカレー」だという。
ちなみに、辛すぎて、その店員さんは食べられないそうだ。
まさに、「辛かった」の名に恥じない激辛カレーである。
一方で、「カラカッタ」の一番人気が、「ほうれん草とチキン」だと
いうが、私にしてみれば 「仔羊のカレー」の後に食べたせいもあり、
非常に凡庸に感じた。
いやそこそこのスパイス感もあり、それでいて後口はマイルドという
ことで、かなりおいしいカレーではある。
チキンのかたまりもかなり大きい
しかしながら、いかんせん「仔羊のカレー」の印象が強すぎる。
というわけで、非常にレベルの高いインドカレー屋を発見してしまった。
なんと幸せな1日だろう。
これだけから、食べ歩きはやめられない。
店舗外観 カラカッタ KARAKATTA
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